鍼灸治療を行うにはそれぞれの国家資格を得る必要があります。鍼師と灸師は別の資格になりますが、両方を一度に取得する人が多くどちらの治療も行える人が一般的かもしれません。鍼灸師を養成する学校に通ってツボに関する知識や鍼やお灸のすえ方などを学び、最終的に国家資格が得られれば誰でも治療が行えます。鍼灸治療を受けようとするときは鍼灸師がいる治療施設を利用しますが、施設によってベテランもいれば資格を取りたての人もいるでしょう。治療を行ってもらう上でベテランと新人とで差はあるかですが、さすがに新人はベテランと同じ施術は難しいかも知れません。これは医師やその他の医療資格者と同じで、知識だけでなく経験も治療技術に影響するからです。ただ一定年数を経過するようになると年数による差は縮まり、10年ぐらいの人が30年以上行っている人よりもうまく治療をしてくれるケースはあります。治療施設のホームページには担当者の経歴などがあるので、一応確認してから利用しましょう。